ライフスタイル

田舎暮らしで気づいた「時間の流れ」

こんにちは、miwaです。

東京での慌ただしい毎日から抜け出し、
自然のそばで暮らすようになって、ふと感じることがあります。

それは「時間の流れ」が、まるで別のもののように感じるということ。

今回は、田舎での日々の中でわたしが感じた、
時間との付き合い方についてお話しさせてください🍃


1. 「時計」ではなく「自然」が時間を教えてくれる

都会にいたころは、
時計とにらめっこしながら過ごしていました。

でも、こちらでは太陽の位置や空の色、鳥の声や虫の音が
“今の時間”を教えてくれます。

「あ、夕焼けがきれい。そろそろ晩ごはんの支度しようかな」
「朝の鳥の声が、目覚まし代わり」

自然のリズムに合わせるようになると、
心までおだやかになっていくのを感じました。


2. 急がないことの贅沢さ

田舎に来て驚いたのは、
人も、時間の使い方も、どこか「ゆったり」していること。

郵便局やスーパーでのちょっとした世間話、
信号待ちの車の中から見える景色に目をとめる余裕。

「急がなくても大丈夫」
そう思える時間の中に身を置けることは、
わたしにとって何よりの癒しでした。


3. やることが減ったのではなく、見えていなかった「大切なこと」が見えてきた

自然の中にいると、
小さな変化に敏感になります。

季節ごとの風の匂いや、花の咲くタイミング、
野菜の成長、空の色。

「今日、気持ちのいい風が吹いてたな」
「この花、去年も同じ場所で咲いてたな」

そんな小さな気づきが、
「今ここにいる」感覚を深めてくれます。

都会では、見過ごしてしまっていた“本当に大切なもの”が、
ここでは自然と目に入ってくるのです。


4. 「時間を使う」から「時間と一緒にいる」感覚へ

以前のわたしは、
毎日を“どう時間を使い切るか”で動いていました。

でも今は、時間の中に身を委ねるように、
「一緒に過ごしている」ような感覚です。

自分のペースで、ひとつずつ。
焦らず、立ち止まりながら。
そんな日々に変わりました。


おわりに

田舎での暮らしは、
目に見えるものが多くはないかもしれません。

でも、その分、
自分の内側や、自然の小さな変化に気づける時間が増えました。

「ゆっくりでいい」
その言葉が、ただの慰めではなく
本当の意味で心に響くようになったのは、
この場所で過ごした日々があったからかもしれません。

もし今、時間に追われて苦しくなっている方がいたら、
“流れに身を任せてみること”も、ひとつの選択肢かもしれません🍃

-ライフスタイル